50代後半の知人の男性に、
体重を減らし、パフォーマンスを上げたい
とのお話を伺い
オイルを摂ることをお薦めし
MCTオイルを摂り始めて頂くことに
なりました。

順調な成果が出ると期待していました。

が、思いもしない展開になってしまいました。

その内容についてお伝えします。

何故、MCTオイル薦めたのか？

何故、その方にMCTオイルを薦めたのか？ですが。。。。

その方が、単身赴任されていることもあり
使いやすいと言うことと、
以下のことを考えてMCTオイルをお薦めしました。

✅MCTオイルは使い易い
常温で保管出来ます(低温でも固まったりしない)。
料理やドリンクに混ぜて使えます。
気軽にお食事や飲み物と一緒に摂ることで、
エネルギーの源を簡単に摂取することが出来ます。

✅エネルギー補給がスピーディー
長鎖脂肪酸が消化・吸収に時間が掛かるのに対し
MCTオイル(中鎖脂肪酸)はすばやくエネルギー
になります。

✅体脂肪として蓄積されにくい

✅お腹の満腹感が出てくるので、
空腹を抑えて、余分な間食を防止できる。

MCTオイルとは

ここで、MCTオイルについて、少しお話します。

一般的な植物油や動物油脂は長鎖脂肪酸です。

MCTオイルは、ココナッツやパームの種子など、
ヤシ科の植物に含まれる「中鎖脂肪酸」という
天然成分のみを取り出したオイルです。

中鎖脂肪酸はこれらの脂質と比較して分子が短く、
一般的な植物油脂と比較して消化・吸収がはやく、
脂肪として蓄積されにくいことが特徴と
言われています。

MCTオイルの摂り方

MCTオイルをどのようにして摂れば良いのか？
についてですが、

✅コーヒースプーン一杯程度を
コーヒーかハーブティー等に入れて、攪拌して
飲む。

✅サラダに市販のドレッシングではなく
MCTオイルを掛けて、塩、コショウ等で
味付けして食べる。

✅スムージーにMCTオイルを混ぜて
シェイクして飲む。

✅ヨーグルトなど乳製品に入れて食べる。

などの摂り方をお薦めしました。

MCTオイルを摂る量

MCTオイルをどの程度摂っていけば良いのか？
についてですが、

摂る量としましては、
上記の摂り方を、
一日１回から始めていく。
その後、徐々に一日の量を増やしていく。

になります。

どのように増やしていくかについてですが、

✅一回のオイルの量は増やさずに、
摂る回数を、1回/日を ２～３回/日に増やしていく。

例えば、このような時に摂るようにして頂ければ。。。
ちょっとお腹が空いたときに、
MCTオイルを摂るようにすると腹持ちがよくなります。

疲れたなぁと思ったときにも、
すぐエネルギーになるので、疲労回復にも効果的です。

✅一回に摂る量を、コーヒースプーン一杯から
徐々に増やしていく。

MCTオイルは、色々なシチュエーションで、
効果的に使って頂くことがっ出来ます。

MCTオイルを摂る際の注意点

MCTオイルを摂る上での注意点として
お腹が緩くなることがあります。

場合によっては、下痢気味になることも。

それらは、病気でも、異常でもなく
お腹の要らないモノを出しているので、
心配しないで下さい。
もし、そのようになったら、
摂る量を一旦減らしてください。
そして、私に連絡して下さい。
とお願いしました。

MCTオイルを摂り始めて・・・

MCTオイルを摂り始めて数日後に
調子は如何ですか？
と問題なく始めて頂いているかな？
と問い合わせをしたのですが、

「実は・・・・・・・
オイルを摂りだしてから、調子が良くない。」

との思いもかけない返事を貰ってしまいました。
どのように調子が良くないのか伺ってみると

「オイルをコーヒーに混ぜて飲んでいるけど
オイルを入れて飲むと、お腹が痛くなる。」
とのこと。

下痢気味で痛いと言うことなのか？と聞いてみると

「下痢などではなく、結構痛い」とのこと。

え！
オイルで、お腹が緩くなったと言う話は
聞いたことがありましたが、
お腹が痛くなる、しかも結構痛いと言うことは
今迄に、聞いたことがない内容でした。

コーヒーにMCTオイルを良く攪拌されずに飲んで
いる可能性もあるかな？
若しくは、好転反応かな？
とは思いましたが、

でも、痛さが、そのレベルではなさそうだな？
どうしたら良いのか咄嗟に判断できずに
悩んでいると。

「様子見ながら、量を減らして、少しずつ
試してみるよ！」
との返事を貰ってしまいました。。

この返事を頂いた瞬間は、
「え！」
ハッキリ言って、頭が真っ白になりました。

しかしながら、何秒かの沈黙の後、
「このような状況ではMCTオイルは続けては駄目だ！」
と判断し、
「オイルは一旦中止しましょう！」

オイルで腹痛になったその訳は？

何故、このような状況になったのか？
やり始めてくれた知人にも、大変申し訳ないとの
気持ちで、その原因を調べてみることにしました。

まず、MCTオイルに結構詳しいと思われる知人に
MCTオイルを摂るとお腹が痛くなる事例について
聞いてみたのですが、

MCTオイルをもっと攪拌させて飲むようにしたら？
コーヒー等ではなく、ヨーグルト等に入れて
試して貰っては？

等のアドバイスは頂いたのですが
かなり痛いと言うような話は聞いたことが
ないとのこと。

これでは、解決にならないと思い
親しく付き合いのあるドクターに
話を聞いてみることにしました。

すると、実際には、
当人に話を聞いて
必要に応じて診察等しないと分からないとのこと
ですが、、、、

「腸内環境が非常に悪い状況になっている
恐れがあります。」

「腸壁が硬くなっている状態。
そこにオイルが来ると、腸が刺激されて
煽動が始まる。
しかしながら、腸壁が固いので、ねじれるような
動きになり、かなり痛い状況になっている
のでは？」　とのこと。

「今のままでは、オイルを摂っても
受け付けないのでオイルは一旦止めて、
腸内環境を整えてやることが先。」
とのこと。

「腸内環境が良くなってから、
オイルを摂れば
オイルの効果が出るようになる。」

「差し支えなければ
その方に、きちんと説明してあげますよ！」

とまで、ドクターから説明をして頂きました。

え！そんなことがあるんだと・・・・
少し呆然となったのですが、、
そういえば、その方は、高血圧と言っていたなぁ？
と思い出したのですが、
すると
「腸内環境整えれば、高血圧も改善しますよ！」
とドクターから。

その方の為に！

ドクターから聞いた内容を当人に連絡し、
腸内環境が良くないことが考えられる。
ドクターに早急に診て貰った方が良いです。
差し障り無ければ、私が相談したドクターを
紹介しますよ！と。

私のテーマは２つの食品であり、
アブラともう一つの食品である「水」を
薦めることで、腸内環境を整える話も
出来なくはありませんが、

この状況になると
病気若しくはその一歩手前の状況になると判断。
病気であれば、医師免許を
持たない私があれこれ言うべきでは
ないと考え、
ドクターに引き継ぐことにしました。

MCTオイルは中止にすることにしました。

MCTオイルをやり始めてくれたのですが
MCTオイルでの成果は確認することは
出来なくなりましたが、
その方が、今迄以上の健康体になる
お手伝いを出来たのであれば、、、、、
と思っています。

また、知り合いとは言え相談に乗って頂けた
ドクターにも改めて御礼申し上げます。

最後に、その方が早く改善され、
再度MCTオイルを始めて
頂けることを切に祈っています。

なお、
「今回の事例は特別であり、
   殆んどの方は大丈夫。」

「万一体調が優れない場合は、
医師にも相談できる体制を
とっていますので
   心配なさらず！」

～年齢とともに、低下してきた
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