健康不安があると、気力も落ちて
残念ですが、やりたいことも出来なく
なってしまいます。
健康で、自分のやりたいことを
いつまでもやり続けられる。
この大事さを改めて思い知らされる
出来事がありました。
あなたはこのように思うことは
ありませんか?
さて、人の体は、
ハイブリッドカーと同じなんですね。
車で例えるとトヨタのプリウスですね。
ハイブリッドカーは、
ガソリンと電気の2つのエネルギーで
パフォーマンス良く動くことが出来ますよね。
人は、糖のエネルギーと脂質のエネルギーの
2つのエネルギーを蓄えることが出来、
この2つのエネルギーを使って動くことが
出来る、ハイブリッド構造になっています。
目次
ダイエットして逆に太っていませんか?
「最近、太ってきたなぁ!」
「ちょっとダイエットしてみるか?」
と思い立ち、ダイエットを始めてみたことは
ありませんか?
その際に、ダイエットとして
炭水化物、糖質の摂取を抑えて、
更に、それ以上に脂質の摂取も抑えてしまう。
ようなことをされていませんか?
もし、そのようにされていると、
摂取カロリーは減りますが、体が自分の
身体を守る為に、あなたの意に反して、
脳が体に命令して基礎代謝(=消費カロリー)
も減らしてしまうんです。
あなたの思い込みの自己流の食事制限を、
頑張って行っても、
ダイエットがうまく行かないのはこのためです。
基礎代謝が低下しているので
「ダイエットしても痩せない」状況が続き、
結果、我慢できなくなり、食べてしまう。
その時は、基礎代謝が低くなっていますので、
ダイエットではなく、逆に太ってしまうことに
なってしまいます。
更に、基礎代謝が落ちていると、
疲れやすくなったり、
体力、気力が落ちたりして、
仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。
太ったり、パフォーマンスが低下する原因は?
太ったり、
不調を感じたり、
パフォーマンスが低下したり
場合によっては病気に陥ったりするのは、
糖のエネルギー回路に何らかの支障が生じて
いることが要因の一つとして挙げられます。
そのような時にどうすれば
メタボが改善したり
仕事のパフォーマンスを上げたりすることが
出来るのでしょうか?
そのような時の対処法として
糖のエネルギーを抑えて、
脂質のエネルギーを使うようにしてやる
ことが有効になります。
「え!脂質?」
「脂肪って、太るし、体によくない!」
「そんなの摂り入れたら、今以上に悪くなる!」
と思っていませんか?
脂質は体に必要なモノです。
脂質は積極的に摂っていく必要があります。
メタボ改善し、パフォーマンス上げるには?
このような状況に陥らないように
すなわち、
メタボを改善し、パフォーマンスを
上げるには
エネルギーの主体を
糖質エネルギーから脂質エネルギーに
切り替えていくことが必要になってきます。
では?どうすれば、
糖質エネルギーから脂質エネルギー主体に
切り替えられるでしょうか?
オン、オフや、切り替えのスイッチがあれば
それを押せば良いのですが、
残念ながら、私たちの体には
押すスイッチは付いていません。
あなたの食事を中心としたライフスタイルを
改善することによって、あなたの身体の中
にあるスイッチが働くようになります。
あなたの身体の中にあるスイッチを働かす
には、
①体に良い脂肪を取り入れるようにする
②炭水化物、糖質の摂取を抑えるようにする。
③体によい水分を摂るようにする。
④摂取栄養素のバランスをとる。
⑤食事の始まりと終わりの時間を注意する。
⑥適度な運動をする。
⑦良質な睡眠をとる。
⑧ストレスを緩和する。
などなど。
身体が喜ぶ色々な事を日頃から取り入れて、
行っていくことが、スイッチのKEYになり
ます。
私のプログラムでは、上記の8項目について
触れて行きますが、
今回は、プログラムのベースとなります
①②について、少し詳しく紹介させて頂きたい
と考えています。
メタボ改善、パフォーマンスアップに必要なモノ
体に良い脂質を摂り入れることが重要に
なります。
何故、体に良い脂質を取り入れるようにする
必要があるのでしょうか?
それは、
(1)体と脳のエネルギー源になっている
(2)体の細胞膜は脂肪からなっている
(3)脳の構造の60%は脂肪からなっている
ことなどが挙げられます。
これらの事について、詳しく紹介していきますね。
体と脳のエネルギー源とは?
先に述べましたように、私たちは
ハイブリッドカーと同じで、
糖質のエネルギータンク
脂質のエネルギータンク
の2つを持っています。
✅糖質のエネルギータンクの容量は
約2000kcal。
✅脂質のエネルギータンクの容量は
約40000kcal。
と言われています。
あなたは、あなたの身体にある
どちらのエネルギータンクを使いたいと
思いますか?
40000kcalを使いたいと思うのでは
ないでしょうか?
40000kcalでしたら、
「いつ燃料切れになるか?」
気にしなくて済むようになります。
更に、エネルギーを安定して使うことが
出来るようになりますよね。
エネルギーが安定して供給されるからこそ
ハイになったり、ローになったりすること
がなく、集中力も持続することが出来る
ようになります。
小さい容量を使っているとすぐに補充したくなる
一方、糖質エネルギーは容量少ないので、
使いだすと、すぐに、使い減った分を
身体が補充するように求めて来ると
言われています。
ですので、すぐに、おやつなど甘いモノを
欲しくなったりして、ついつい食べて
しまう。
コンビニやスーパーに行くと美味しそうな
ものが、ここぞとばかりに誘惑してきます
よね。
そして、冷蔵庫と言う便利なモノがあるので、
買い置きしていたものも誘惑してきます。
誘惑に勝てない私たちは
結果として、聞かれたことがあると思い
ますが、
血糖値がドン!と上がり、ハイな気分に。
暫くすると、ドスンと下がり、ローな状況に、
なります。
この現象が日々の繰り返しになってしまい
ます。
このように、ハイとローを繰り返していたら、
集中力も記憶力も持続出来ないですよね。
ましてや、パフォーマンスが上がる筈もない
ですね。
身体の安定したエネルギー源を使う
糖質を摂っていると、糖質のエネルギー回路
が作動します。
その際は、脂質のエネルギー回路は動きません。
糖質の摂取量を減らして、脂質を、体に良い
脂質を摂るようにしていくと、
糖質のエネルギー源が減って(無くなって)きた
ときに、体が脂質のエネルギーを回すように
してくれます。
ここで注意する点ですが、
エネルギーに早くなるモノを摂る
脂質にも色々な種類の脂質があります。
脂肪を体に摂って、分解~吸収~エネルギーに
なるのが早い脂肪と、時間が掛かる脂肪が
あります。
糖質のエネルギー源が減ってきた時に、
「さぁ!脂質エネルギー全開!」と言う時に
同じように食べていても、消化~分解~吸収に
時間が掛かって、使えるエネルギーになって
いない状況になると
「脂質のエネルギーが準備出来ていません!」
になり、これでは話にならないですよね。
ですので、エネルギーに早くなる脂質を摂る
ことが必要になります。
エネルギーに早くなるモノとは?
食べてから早くエネルギーになる脂肪としては、
バター、ココナッツオイル、MCTオイル
などが挙げられます。
バターも色々な種類のバターがありますが、
グラスフェッドのバターをお薦めします。
グラスフェッドは、牧草で育てられたと言う
意味です。
牧草で育てられた牛から作られたバターが
お薦めになります。
日本製は、グレインフェッド(穀物で育てられた)
の牛のバターが多いかと思いまので、
買われる際には、製品の表示に注意して
頂ければと思います。
因みに、牛の本来の食べ物は牧草です。
エネルギーになるモノを全部減らしては駄目
但し、先にも述べましたが、糖質を減らすと
同時に、脂質も減らしてしまうと、
✅糖質エネルギーも少ない
✅脂質エネルギーも少ない
と言う状況。
すなわち、エネルギー不足になって
しまいます。
私たちは、入ってくるエネルギーが
少なくなってくると、体の自己防衛が
働き始めるらしく、
消費するエネルギー(基礎代謝)を
少なくしてしまうと言われています。
すると、始めの頃は少し体重が減りますが
その後は、ダイエット処の話ではなく
身体のパフォーマンスも落ちてきますし、
場合によっては、免疫力も低下してきて
不調を感じたり、病気になったりする場合も
あります。
下がった基礎代謝は簡単には上がらないと
言われていますので、その状態で、
食べることを元に戻してしまうと
俗に言うリバウンドになってしまいます。
摂って痩せる
糖質エネルギーから脂質のエネルギーに
変わると、体に蓄積されていた余分な
脂肪(エネルギー)の代謝をも促してくれる
と言われています。
脂肪を摂ると、太るのではなく
メタボ改善になるんです!
更に、体の細胞と脳の構成が
体と脳に良い脂質になると、
仕事のパフォーマンスも、
プライベートのパフォーマンスも
自然と上がって行きます。
良いことずくめですよ。
身体の機能をアップさせる
■脳の構成の60%は脂質
■体の細胞は脂質
で作られています。
私たちの体は、食べた物から作られます。
脳の60%の脂質と体の細胞の脂質は
良い脂質を摂れば、良い脂質で作られ
ますが、良くない脂質を摂って行けば、
良くない脂質で作られてしまいます。
良くない脂質で作られてしまうと
✅細胞の働きが低下したり
✅細胞に必要な栄養分が取り込めなかったり
✅細胞に不要なモノをスムーズに排出
出来なかったり、
✅細胞同士の情報の伝達がスムーズに
行かなくなったりと、
様々な問題が生じてきます。
良い脂質を摂らないと、あなたの身体は
本来の働きをしてくれません。
では、良い脂質とはどのようなモノ
でしょうか?
身体の機能をアップさせるモノとは?
比較的加工されていないオイルを摂ることを
お薦めします。
オリーブオイルやココナッツオイルなどで
「バージン○○」「エキストラバージン○○」と
なっているオイルは、基本的には
実からアブラを搾って、加熱や加工をせずに
そのまま製品にしているので、
比較的加工されていないと言えるでしょう。
一方、液体のアブラに水素を添加して
硬化させ、固形にしたモノ。
マーガリンやシュートニングなど、
人工的に色々と手が加えられたモノは
避けるようにしてください。
手が加えられた脂質が
細胞膜や脳を構成すると考えたら、
ちょっと控えようと思いませんか?
しかしながら、加工食品やお菓子には、
ショートニングやマーガリンが使われて
いるモノが多いですので、全く摂らない
ようにすることは出来ないと思います。
「控えるようにする!」で良いのでは
ないでしょうか?
終わりに
今回は、
①体に良い脂肪を取り入れるようにする
②炭水化物、糖質の摂取を抑えるようにする。
についてお話させて頂きました。
私は、さらに
③体によい水分を摂るようにする。
も取り入れていますが、
その結果
人間ドックにおいて、
体重、腹囲、血圧などの数値は、
体重: 73.5kg→67.7kg
腹囲: 93㎝ →84cm
体脂肪: 27.5 →19.0
大きく改善しています。
また、最近、プログラムのモニターの
50歳台の女性は、
真剣に取り組むようになられて、
1か月経たない中に約1kg減量出来、
身体の脂肪が落ちてきていると
感じられるのがうれしいと言って頂いて
います。
この内容があなたのお役に立てば幸いです。
イキイキとした生活を送って頂けるよう
何らかのお手伝いが出来れば
嬉しく思います。
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~年齢とともに、低下してきた
パフォーマンスを上げる為の
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